UVSOR Lunch Seminar (2003-01)

日時:9月24日(水曜日)12:00〜12:35(talk:30min + discussion:5min)
場所:UVSOR棟304号室(共同利用研究室)

講演者:難波秀利 教授
所属;立命館大学理工学部

題目:立命館大学SRセンターの現状

立命館大学では理工学部がある琵琶湖・草津キャンパスに小型放射光源(電子エ
ネルギー 575MeV、軌道直径 1.0mで、臨界波長は1.5nm)を1996年に設置し、
真空紫外・軟X線領域の放射光による研究と教育を推進してきた。 XAFS、光電
子分光による物理計測だけでなく、LIGAによるマイクロマシン開発のためのビー
ムラインが多いのが本センターの特徴になっている。 2002年に文部科学省の
「ナノテクノロジー総合支援プロジェクト」に選定されたことにみられるように、
民間企業による利用研究も多く、また、それを支援する体制を整備してきた。 
セミナーでは本センターの概略と、われわれが進めてきた「1次元表面新物質と
その物性」について紹介する。