ホーム

UVSORの利用について

  UVSORの利用申請は、年2回( 例年6 月と12 月の中旬頃を締切)公募を行っています。詳しくは分子研ホームページ公募要項の「UVSOR施設利用」をご覧ください。

  ビームラインによって通年申請、前期申請、後期申請、随時申請が可能です。
  なお、利用申請書を出す前に、実験ステーションの状況と研究課題との適合性、実験内容についての実現性、実験方法と現有機器の利用法などについて、十分打ち合わせを行っていただくことが必要です。利用希望ビームラインの担当教員までご連絡ください。(担当一覧はこちら)BL4BのXMCDのみマテリアル先端リサーチインフラからの申込となります。
また、実際の利用に関してはUVSOR施設利用ガイドブックをご覧ください。
申請されました課題は課題採択基準に沿って審査されます。

2025年度前期および通年申請について

   2025年度前期はシャットダウン期間中(4~5月)にシンクロトロンの大規模修理を実施するため、ユーザー運転は通常より3週少ない15週の予定です。 また前期にSB運転は実施しませんのでご注意ください。
(後期は10月にSB運転を1週実施予定です。)

【各ビームラインの施設プロジェクト(2025年度)】
BL4B:
競争率増加につき通年申請を廃止しています。各利用形態によって配分週数の指定枠を事前に決め、上限週数を超える申請があった場合は、 当該分野内で競争となります。
各分野の余剰週数については随時枠あるいは、その他枠で重要課題があれば配分を転用することがあります。SB申請の分配は分野間のバランスを考慮し審議します。
ARPESは前期より公募を再開し、2025年度前期は以下にて募集します(SBは無し)。
A) ARPES(4週/半期を募集)
B) XMCD(4週/半期を募集:機器センターARIM課題)
C) その他XAS等(4週/半期を募集)
X) 整備・プロジェクト課題・装置切替(3週/半期)
BL6B:
SPring-8設備の移設を検討中(2026年度以降)
・調湿試料セルの開発
BL1U:
・偏光ガンマ線の直線偏光度測定
・円偏光ガンマ線を用いたスピン偏極陽電子消滅分光法の開発
・軸対称偏光レーザーを用いて発生するガンマ線の空間偏光分布測定
BL3U:
・軟X線共鳴散乱計測による生命科学研究
BL4U:
・軟X線イメージング計測による生命科学研究
BL5U:
・スピン分解ARPESの開発(2026年度以降オープン予定)
BL7U:
・BL6Uブランチ化とビームラインの自動化に向けた整備
・自動化開発・安定化整備

施設プロジェクトと関連してビームライン戦略項目が設定されており、審査で加味されます。
以下のリンク先をご確認ください。
https://www.uvsor.ims.ac.jp/about/kizyun.html

利用の流れ 

利用申請  NOUSシステムによるweb申請  
     ↓  
採否とビームタイムの決定 運営委員会の議を得て施設長が決定します。
採否結果は国際研究協力課共同利用係より通知 
採択後にBL担当者とマシンタイムの調整
     ↓   
来所までに (詳細) 宿泊施設の予約 
放射線業務従事承認書の提出
来所連絡(Excelファイル)の提出
所属機関にて出張手続き
旅費請求に必要な書類の提出(メール添付の場合)
所属機関発行のガラスバッジ持参のこと
     ↓   
来所初日 (詳細) UVSOR安全教育DVDの視聴(来所初日/年に1回)
旅費請求に関する書類の提出(持参の場合) 
宿泊施設の鍵の受け取り・支払い
     ↓   
利用実験開始 (ガイドブック参照) 入退室カード、ポケット線量計、ガラスバッジを持って実験開始 
個人被ばく記録簿を毎日記載
     ↓   
利用実験終了時  「個人被ばく記録簿」を提出 
     ↓   
実験終了後 (詳細) 実験終了後30内に「実施報告書」提出 
「Activity Report」提出(毎年3月末締め切り)
論文発表時に「論文連絡票」の提出

【UVSORの月曜日の運転時間について】
※ビームライン担当者の対応時間は17時までです。
★ 9:00-21:00 マシンスタディ (光源開発研究及び加速器調整)
★ 15:00から実験ホール入室可 (ただし16:30-17:00を除く)
毎週水曜日午後には翌週月曜のマシンスタディ状況が決定致しますので,事前準備等で実験ホールにご入室を
ご希望の方は各ビームラインの担当者にお早めにご相談下さい。

利用申請をスムーズに行うために

WEB申請のためにご準備いただく書類
・UVSOR実験試料・化学薬品の使用届
      記入例PDF      書式      
・研究目的・研究内容および実施計画は、記入例を参考に記述ください。
      記入例PDF      下書き様式 ※
※4時間を過ぎるとログアウトし、記入事項が破棄されます。作業を中断される際は、必ず「Save App.」押して一時保存してください。あらかじめ「下書き様式Word」に記入事項を作成の上、申請システム上の各項目に貼り付けるようにすると安全に作業できます。
 
f), g)についてはUVSOR採択課題[年度/番号]の記入が必要です。申請一覧は、NOUSログインすると確認できます。
          共同利用web申請へ
          NOUSマニュアル
ご不明な点がありましたらUVSOR事務室(TEL:0564-55-7402またはuvsor@ims.ac.jp)までお問い合わせください。

随時申請について

随時申請の流れ
(1) 利用したいビームラインの利用状況の確認
(2) 担当者への連絡・確認
(3) WEB申請
※前期の随時申請は8月31日をもって締め切りました。後期の随時申請は9月下旬より受付開始予定です。
お急ぎの方は各ビームライン担当教員までご連絡ください。
担当一覧はこちら
    上記「利用申請をスムーズに行うために」を参考にしてください。
(4) 審査
(5) 決定通知
 随時申請ご希望の方は、先ず、ホームページ上にてマシンタイム状況をご確認下さい。次に、各ビームラインの担当教員に念のため確認を取っていただきます。受け入れ可能である事をご確認後、申請書の作成を開始して下さい。 なお、申請は、WEB申請となっております。 審査(承認)に要する期間は、通常1週間以内です。審査(承認)が終了したら結果をメール等にてお知らせします。
 以下に随時申請の際の留意点をまとめます。
(1) 随時申請の場合、旅費の支給はありません。
(2) 基本的に早いもの順で受け付けます。
(3) 緊急の場合を除き、実施時期の3週間前までには申請書をお送り下さい。
 緊急に測定したいサンプルや急いで実施したい研究課題をお持ちの方は、ビームライン 担当教員までご相談下さい。出来る限り対応させて頂きます。なお、技術職員やポスドクの方は申請代表者になることが 出来ますが、大学院生の方は代表者にはなれません。

ページの先頭へ戻る